「世界/宇宙とつながる」瞑想

ゆっくり腹式呼吸します。
身体(特に肩)の力を抜いてリラックスさせます。
呼吸を意識しながら気持ちを落ち着け、静かに穏やかになるよう心がけます。
意識を胸の中心(心臓あたり)に集中させます。

自分の皮膚がフワフワになって、周りの空気と混ざり合い、そのまま自分の外側が空気と溶け合って拡がっていくところをイメージします。

「自分」という境界線がぼやけて、周りの空間と一体となった感覚を味わいます。
フワフワ浮いているような、穏やかでゆったりした心地よい感覚に浸りましょう。
自分と周りの空間とが混ざり合って、「自分」の範囲があやふやになっている様子を穏やかに感じます。
具体的なイメージでなくても構いません。
「だいたいそんな感じ」で結構です。

そのまま、「自分」の範囲を広げていきましょう。
なんとなくあるような、ないような自分の範囲が、穏やかにどんどん広がっていきます。
広がるにつれて、「自分」の大きささえも分からなくなる感覚を観察します。

周りの空気は、そのまま世界中の空気と繋がっています。
自分と世界中が繋がっている感覚を感じてみましょう。
周りの空間は、地球を超えて宇宙全体の空間に繋がっています。
自分と宇宙とが繋がって一体となっている感覚を感じてみましょう。
その感覚を、自分自身の「実感」として感じてみましょう。
具体的なイメージでなくても、「だいたいこんな感じ」で構いません。

「自分」の範囲と宇宙全体とが、渾然一体となって区別のつかない感じを穏やかに観察します。
穏やかな心地よさを十分に感じたら、意識をこの部屋に、ゆっくりと静かに戻します。

※この瞑想は、できる限りリラックスできる状態(座る場合には背もたれを使用したり、あるいは横になるなど、身体のどの部分にも力の入っていない状態)で行うことをお勧めします。

 

*解説『私たちは渾然一体となった宇宙の一部』はこちらです ▷
*瞑想の方法(空音オリジナル瞑想の場合)はこちらをご覧ください ▷