倍音を多く含むクリスタルボウルの澄んだ音色は、繊細でありながら力強く私たちを包み込み、身体の細胞レベルから心地よい癒しをもたらしてくれます。
ストレス社会といわれる現代になくてはならないクリスタルボウルは、その名の通り水晶でできています。このページでは、クリスタルボウルとは?についてご説明しています。
クリスタルボウル(クリスタルボール)
クリスタルボウルは、シリカサンドと呼ばれる粉砕した天然の水晶を様々なサイズの型に入れ、摂氏2000度前後の高熱で溶かして成型されています。
元々シリコンクリスタルを培養する器として製造されていましたが、マレットなどで優しく叩いたりこすったりした時に美しい振動音を奏でることが発見され、30年ほど前からヒーリング・ツールとして製造され始め一般的に知られるようになりました。
その後、クリスタルボウルの音を用いた音響療法の研究が広がり、現代でも最高品質のヒーリングとして世界中で愛されています。
※「オリジナル曲(MP3)の試聴」ページでは、SHIN(シン)のオリジナル曲を試聴することができます。
種類と特徴
以前は水晶の含有率が99.99%の乳白色ボウル(クラシックタイプ)が主流でしたが、数年前より天然水晶100%のものや、貴金属やパワーストーンを混入したボウルなど、様々な新しいタイプのボウルが製造されています。
サイズは直径十数センチから40〜50センチまで様々にあり、サイズによってそれぞれ音の響きが異なります。各サイズに対して、調律はC、D、E、F、G、A、Bとそれぞれに#(シャープ)のついたものがあります。
■クラシック・フロステッド・ボウル
私が使用しているのは、Crystal Tones 社製のこのタイプのものです。
クラシック・フロステッド・ボウル(クラシック・タイプ)は新しいタイプと比べて、一般的に大きく肉厚になっています。特に、大きいクラシック・ボウルは、他のボウルにはない重低音の響きが特徴的です。
通常7個セットとなっていて、それぞれのボウルが7つのチャクラに対応しているといわれています。私は7個を使い演奏しますが、演奏者によっては7個のセットに別のクリスタルボウルを加えたり、他の楽器を加えたりして演奏されるケースもあります。もちろん単品で使用する場合もあります。個人で使用される場合には、ご自身の気になるチャクラに対応したボウルを単品で鳴らす場合もあります。
※写真は「Crystal Tones」ホームページより
■ウルトラライト・ボウル / クリアクォーツ・ボウル
乳白色のウルトラライト・ボウルは一見クラシック・タイプに似ていますが、クラシック・ボウルより薄くて外側のフロストがなめらかです。また、音質はクリアクォーツ・ボウルよりもソフトです。
一方、完全に透明なボウルがクリアクォーツ・ボウルです。ウルトラライト・ボウルのように乳白色にするかは、製造工程において空気を含ませるか否かで決まります。
※写真は「Crystal Tones」ホームページより
■アルケミー・ボウル
現在主流となっているクリスタルボウルは、第3世代ともいえるアルケミータイプです。
ウルトラライト・ボウルに、金やアメジスト、ローズクォーツといった貴金属や鉱物を混ぜたものをアルケミー・ボウルといいます。アルケミータイプでは、クリスタルボウルの特徴である倍音成分がより多く含まれていて、それぞれのタイプの中では最もパワフルで個性的な音質を持っています。
またクラシックタイプより小さく軽くなっているため、持ち運びにも便利です。
アルケミータイプのクリスタルボウルについては、アルケミー・クリスタルボウル奏者 牧野持侑(まきのじゅん)さんのホームページ「くりすたり庵」に詳しく紹介されています。
※「くりすたり庵」ホームページを開くと自動で音が流れます。
※写真は「Crystal Tones」ホームページより
*クリスタルボウルの購入について
クリスタルボウルの専門店「クリスタルハーモニー」が、溝の口(川崎市)の”フィオーレの森”にあります。
私もボウルの購入ではお世話になっています。
オーナーの麻莉さんは気さくで優しい素敵な方。クリスタルボウルにご興味があればぜひ実物を奏でてみられることをお勧めします。
その他には、インターネット通販では、「クリスタリ庵」がおすすめですし、青山にも「MANIMANA(マニマナ)」というクリスタルショップがあり通販も行っています。
上に挙げた3店舗ともに、Crystal Tones社の正規代理店です。
空音では、倍音によるリラクゼーションとリフレッシュのお手伝いができるように、『ヒーリングセッション』を予約制で行っています。お気軽にお申し込みください。