2007年の秋に、たまたま友人に誘われてクリスタルボウルの演奏会に行ったのが始まりです。
それまで私は、クリスタルボウルというものの存在すら知りませんでしたので、さして期待もせず、しかし興味もあり、かなり緊張して演奏を聴き始めました。
目を閉じて聞いていましたが、聞いているうちに自分の意識がどんどん深く潜っていくのが分かりました。
いわゆる「瞑想状態」に入っていくのです。
緊張した状態で、しかも青山にある貸し会議室という喧噪のなかで、リラックスとはほど遠い私の意識をぐんぐん深くひっぱっていくクリスタルボウルのパワーに、正直たいへん驚きました。
そして圧倒されました。
「本当にやりたいこと」に向けて、私は2000年頃から試行錯誤を繰り返してきましたが、このとき「そのツールがやっと見つかった」という想いでいっぱいになりました。
これこそが私の探していたものだと感じました。
それからは、何か別の力に背中を押してもらっているように感じるほど、物事が速く順調に進みました。
クリスタルボウルと出逢って1年後の2008年12月に初めての演奏会、その4ヶ月後にはカフェでのソロライブと、皆さまのおかげでとても幸運な環境に恵まれています。
ありがとうございます。