今回の引越し(移住)にあわせて、空音オリジナル手拭いを作りました。
モチーフは「空と雲」、広げるとこんなデザインです。
空音オリジナル手拭いは、本格的な日本手拭いです。
注染(ちゅうせん)と呼ばれる技法で染めています。
注染は、職人の手作業によって行われる日本の伝統的な染色技法の一つです。
特殊な糊で防染した生地を20〜30枚重ねた上から染料を注ぎ、模様部分を染め上げる型染めの一種です。
注染の起源は江戸時代にさかのぼり、現在でも手ぬぐいや浴衣などの布地によく使われ、日本の伝統工芸品として重要な役割を果たしています。
染料が生地(糸自体)に滲み込むことで、表裏がなく、両面が同じように染まるのが特徴といえます。
注染を用いて染めると、輪郭がにじみやすく染めムラができやすいのですが、逆にそれが独特な味わいとなります。