「大丈夫」と声に出して言ってみる

私たちが生きていく間には「良い時期」もあれば「悪い時期」もあり、望むと望まないとに関わらず、どちらもそうそう長く続くことはありません。
幸せな時間も苦しい時間も永遠には続きませんから、必ず終わりが来きます。
だから、今がたまたま辛い時だとしても、そんなに大袈裟に考える必要はありません。
これも「必ず終わります」から。
だから大丈夫です ^_^)。

辛い時には、その「辛さ」から1秒でも早く抜け出したいと感じるものです。
しかし、辛さから逃れて現実を見ないようにすることは、辛い時間を長引かせることにもつながります。
それよりも、現実を認めて「辛さ」を正面から受け止めた方が、そこから抜け出す近道になることは間違いありません。
勇気を出して、「辛さ」を正面から受け止めてみましょう。
『あぁ〜、つらいっ!』と声に出しても構いません。
さらにできれば、「辛さ」に立ち向かってみましょう。
やってしまえば、実にあっけなく終わったりするものです。
だから大丈夫です ^_^)。

その嫌な出来事がどんなに大変だったとしても、起こってしまった以上は事実として受け容れましょう。
受け容れてしまえば、どんなに辛い出来事でも覚悟が決まるものです。
そしてそこからは、何かしら得ることがあるのも事実です。
その出来事は最終的には、自分にとって最善の結果をもたらしてくれると信じましょう。
だから大丈夫です ^_^)。

今起こっている大問題の(大問題ではなくても)、「最悪の結末」はどんなものでしょうか。
現実問題として「最悪の事態」を実際に予想してみると、「最悪」といってもそんなに恐れるほどではないことに気づくはずです。
万が一にもその「最もひどい結末」がやって来たとしても、多分生きているでしょうし、間違いなく生活もできているでしょう。
そして実際にこれから起こることは、今想像した「最悪」には程遠いに違いありません。
実際には、大抵は今より少しだけ悪くなるくらい、場合によっては今より良くなることだってあり得ます。
それが現実です。
そして数年後には、今のことを笑い話として思い出しているのではないでしょうか。
だから大丈夫です ^_^)。

辛く苦しい思いをした後に、清々しく晴れ晴れとした気持ちになったことはありませんか?
注意深く観察すれば、(風邪の後なども含めて)辛いことの後には、必ずといっていいほど軽く明るくなることが分かります。
つまり辛い気持ちや苦しい感じは「浄化作用の一種」といえます。
辛く苦しい思いが心と身体を浄化(掃除)して、それが終わった後には、嵐の後の晴れ晴れとした気持ち良さが必ずやってきます。
「苦しい時」というのは心と身体のお掃除中なのです。
だから大丈夫です ^_^)。

苦しい時は、どこかしら身体に力が入っていますから、意識的に肩や身体の力を抜いてみましょう。
少しでも力を抜ければ、今の状態を冷静に見ることができます。
現状を冷静に見ることができれば、何らかの打開策や迂回路、最前の手などに気づけます。
また、リラックスすることで良い智慧が浮かぶ可能性も高くなります。
起死回生も夢ではありません。
だから力を抜きましょう、大丈夫です ^_^)。

苦しいときは肩の力を抜いて、「大丈夫」と声に出して言ってみましょう。

*瞑想方法『「大丈夫」の瞑想』はこちらです