庭の草に無常をみる 2023年10月12日 庭の草の色が少しづつ茶色くなって生きている。 まだまだ緑の濃いこの草たちが、冬には全部枯れてしまうということをまったくイメージできない。 私の想像力が乏しいのは認めるけれど、それだけではないと思う。 夏の草の、あの生命力、あのもっともっと生きようとする勢いを知っているから、それがこんなにも簡単にもろく衰えるということが、にわかには信じがたいのだ。 自然の大きさダイナミックさには感動する。 そしてまた、すべては移り変わりひとときも同じではいられない、ということが身にしみてくる。