「分かち合い」でエネルギーを流す瞑想

ゆっくり腹式呼吸します。
身体(特に肩)の力を抜いてリラックスさせます。
呼吸を意識しながら気持ちを落ち着け、静かに穏やかになるよう心がけます。
意識を胸の中心(心臓あたり)に集中させます。

自分が「エネルギーの世界」にいることを想像します。
エネルギーの世界では、自分を含めて物質は、何もかもがX線写真のようにスカスカです。
その世界は、エネルギーが空気や水のような存在感を持って、空間全体に満たされている世界です。
「空間全体が存在感のあるエネルギーでできている」と言い換えても良いかもしれません。
うまく想像できなくても構いません。
「大体そんな感じ」で結構です。

その世界では、エネルギーが何にも遮られることなく、あらゆる場所を風のように、あるいは水のように流れています。
エネルギーがまるで水や風のような実体を持って、地面や壁も、もちろん自分も、何もかもを取り抜けて流れます。

エネルギーが自分を通ってサラサラ流れている様子をイメージてみましょう。
どんなエネルギーが自分を流れていますか?
それはどんな感じでしょうか?

物が動くと、それと共にエネルギーも流れます。
自分の物を人にプレゼントしている場面を想像してみましょう。
どんな風にエネルギーが流れているでしょうか?
それはどんな感じですか?

今度は、エネルギーが流れずに、自分のところで淀んでいる様子をイメージしてみます。
淀んだエネルギーはどんな感じでしょうか?
どんな気持ちがしていますか?

次に、何か良い出来事を思い出しましょう。
実際に起こったことでなくても構いません。
良いことがあったので、とても嬉しい気持ちになっています。
その時の自分のエネルギーはどんな様子でしょうか?

逆に、嫌なこと、あるいは辛いことが起こっている時のエネルギーはどんな様子でしょう。

もう一度、嬉しい気持ちに戻ります。
その「良い出来事」や「嬉しい気持ち」を周りの人たちと分かち合っているところをイメージします。
その時、エネルギーはどんな風に流れていますか?
自分から出ていくエネルギーはどんな感じでしょうか?
自分に入ってくるエネルギーはどんな感じですか?
それらを感じてみましょう。

しばらくその心地よさに浸ります。
穏やかな心地よさを十分に感じたら、意識をこの部屋に、ゆっくりと静かに戻します。

 

*解説『「分かち合う」ことでエネルギーの好循環が生まれる』はこちらです ▷
*瞑想の方法(空音オリジナル瞑想の場合)はこちらをご覧ください ▷