「光と闇」の瞑想

ゆっくり腹式呼吸します。
身体(特に肩)の力を抜いてリラックスさせます。
呼吸を意識しながら気持ちを落ち着け、静かに穏やかになるよう心がけます。
意識を胸の中心(心臓あたり)に集中させます。

何もない空間から、2つの玉が生まれるところをイメージします。
その2つの玉は対になっていて、「プラス」と「マイナス」という名前が付いています。
「プラス」の玉と「マイナス」の玉が重なると、2つの玉は消えて元の何もない空間に戻ります。

何もない空間からまた、対になった2つの玉が生まれます。
今度の玉は、「光」という名前と「闇」という名前です。
2つの玉が生まれたときに「光」の玉を自分の身体の中に取り込みます。
「光」の玉は、取り込むと大変良い気持ちがします。
次に「闇」の玉を自分の身体の中に取り込みます。
「闇」の玉は、取り込むと大変辛い気持ちになります。
先に取り込んだ「光」の玉と、後で取り込んだ「闇」の玉が重なった時、2つの玉は消えて元の何もない空間に戻ります。

今度は、何かおいしい物を食べている自分を想像します。
『あぁ、おいしい!』と思ったその瞬間に、自分の体の中に「おいしい」という玉が生まれます。
対になっているもう一つの玉「まずい」は、身体の外でふわふわ浮いています。
対になった2つの玉を元の何もない空間に戻すため、「まずい」玉を体の中に入れます。
すると『あぁ、まずい!』と感じます。
『まずい!』と感じた瞬間に2つの玉は重なって消え、元の何もない空間に戻ります。

誰かのために辛い思いをして身を投げ出したときには、「辛い思い」という玉を体の中に作ります。
対になった「良い思い」を経験して、2つの玉は消えて元の何もない空間に戻ります。

何かを経験するたびに自分の中にその玉が生まれ、対になっているもう一つの玉を経験するとき、その2つが重なって消え元に戻るところを想像します。
2つの玉が自分の中で重なって消えるたびに、自分が少し強く優しく大きくなっていくところをイメージします。

 

*解説『「光と闇」の両方があるから成長できる』はこちらです
*瞑想の方法(空音オリジナル瞑想の場合)はこちらをご覧ください