「もう一歩」の瞑想

ゆっくり腹式呼吸します。
身体(特に肩)の力を抜いてリラックスさせます。
呼吸を意識しながら気持ちを落ち着け、静かに穏やかになるよう心がけます。
意識を胸の中心(心臓あたり)に集中させます。

まずは、今はなかなか踏み出せない「一歩」のことを思い浮かべましょう。
特別な「一歩」でなくても構いません。
ただ単に「今はできていない」ようなことでも良いですし、漠然と「できると良いなあ」と考えていることでも良いでしょう。
苦手なことだったり、踏み出すには勇気が必要だったり、なんとなく避けてきたことかもしれません。
そういった、今は踏み出せていない「もう一歩」のことを思い浮かべます。

「もう一歩」を踏み出すことで自分に何が起こるでしょうか?
結果がどうなるにしても、その「一歩」は自分にとってどんな意味がありますか?
自分にとっての、その「一歩」の意味を、味わうように心に浸透させましょう。

もう一度、その「一歩」を思い浮かべます。
「一歩」を踏み出すには「勇気」が必要ですし、その際に起こる抵抗を乗り越える「強さ」も必要です。
その「勇気」と「強さ」を身につけて「一歩踏み出した後の自分」をイメージします。
「勇気+強さ=優しさ」が備わって、少し成長した自分です。

胸の中心を意識しながら、ゆっくりと腹式呼吸を繰り返します。
肩の力を抜き、身体を緩めてリラックスします。

今から踏み出す「一歩」は、自分にとって意味のある「一歩」です。
そしてこの「一歩」によって、自分は成長できます。
最後に、「もう一歩踏み出す」ことの恩恵を、心に十分浸透させましょう。

 

*解説『休息をとって「もう一歩」(加筆修正)』はこちらです
*瞑想の方法(空音オリジナル瞑想の場合)はこちらをご覧ください