ゆっくり腹式呼吸します。
身体(特に肩)の力を抜いてリラックスさせます。
呼吸を意識しながら気持ちを落ち着け、静かに穏やかになるよう心がけます。
意識を胸の中心(心臓あたり)に集中させます。
気になっている問題や先行き不安な出来事、解決の困難な状況をイメージします。
漠然とした不安や怖れでも構いません。
そのことを考えると、身体がこわばったり、胸がぎゅーっと縮まるかもしれません。
どんな感覚でも恐れずにただ、自分の身体感覚を感じてみましょう。
心も観察してみます。
不安や怖れや絶望感、それに伴う緊張・・・、何を感じていますか? どんな状態でしょうか。
出来るだけゆっくりと深い呼吸を保って、自分自身の傍観者になります。
この辛さには必ず終わりがあります。
終わった後、今の自分をニコニコ思い出しているところをリアルにイメージしましょう。
もう一度今の自分に戻って、出来れば肩の力を抜いて、「必ず終わるから、大丈夫」と声に出して言ってみます。
まだ来ていない結果を恐れる必要はありません。
今できることを、苦しいながらも淡々とこなしている自分をイメージしましょう。
その足元から続いている道の先には、最善の未来があります。
今の自分に戻って、「上手くいくから、大丈夫」と声に出して言ってみましょう。
今感じている辛さそのものが、身体や心のその部分を掃除しているところをイメージします。
あるいは、自分の身体や心をクリーニングして浮いてきた汚れが「辛い」感覚になっている、という風にとらえても構いません。
掃除が終わった後の綺麗になった心と身体で、すっきりと晴れやかな気分を味わっている自分をありありとイメージしましょう。
今の自分に戻って、できるだけ力を抜きます。
「今は掃除中だから、大丈夫」と声に出して言ってみましょう。
この苦難は貴重な体験です。
苦難を乗り越えても、あるいは越えられなくても、この経験はあなたのかけがえのない宝物となることは間違いありません。
辛いのは今だけです。
未来には成長した自分が待っています。
やがてやってくる未来で、この経験に心から感謝している自分をイメージしましょう。
肩の力を抜いて、「大丈夫、今は成長真っ最中だから」と声に出して言いましょう。
大きく深呼吸して、「大丈夫」を胸に染み込ませます。
《*解説『「大丈夫」と声に出して言ってみる』はこちらです》
《*瞑想の方法(空音オリジナル瞑想の場合)はこちらをご覧ください》